メンズエステで梅毒に感染する?性病にならないための予防と対策

近年、梅毒(ばいどく)と呼ばれる感染症が急増していることをご存じでしょうか?

梅毒は性的な接触によって感染するといわれ、2022年の患者数は13,228人にものぼります。

裸族
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2023年は2022年の患者数を上回る勢いとなっています

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メンズエステで梅毒に感染する可能性はあるのかな?

と不安になっているのではないでしょうか?

この記事では、メンズエステで梅毒に感染する可能性はあるのか?という疑問について解説します。

メンズエステはデリヘルやソープと比べて梅毒の感染リスクは低い

結論から言うと、メンズエステで梅毒に感染する可能性はあります。

梅毒トレポネーマという病原体は血液や精液、膣分泌液、体液などに含まれているので、肌と肌が触れ合うマッサージ中に感染する恐れがあるのです。

しかし、メンズエステでの感染確率はデリヘルやソープなどと比べると低く、心配するレベルではないと言えます。

風営法の許可を得ているメンズエステで性的サービスがある場合は注意が必要

メンズエステ店では、風営法の許可を得ておらず性的サービスの提供がNGであるため、ギリギリを攻めるオイルマッサージのみの店舗もあります。

しかし、実際にはセラピストからのお誘いでTLやTKKなどの性的サービスが行われているケースも多いです。

さらに、風営法の許可を得ているメンズエステ店であれば、オプションとして性的なサービスを提供しているケースもあります。

そのような性的サービスを提供しているメンズエステ店では、梅毒に感染する可能性は上がります。

  • TL: トップレス
  • TKK: 手コキ

梅毒に感染したときの症状

梅毒に感染すると、どのような症状が起きるのでしょうか?

  • 腫瘍やしこりができる
  • 手のひらや足の裏、体全体に発疹ができる
  • 適切な治療を受けないと臓器に障害が起きる可能性もある

梅毒に感染すると腫瘍やしこりができる

感染してから3週間程度経つと、感染した部位(陰部や口内など)にしこりや腫瘍ができます。

ただし、症状が出ない人もいます。稀にですが、足の付け根部分が腫れる人もいます。

手のひらや足の裏、体全体に発疹ができる

2~3ヶ月程度経過すると、病原体が血液によって全身に流れていき、手のひらや足の裏、体全体に発疹ができることもあります。

一旦消えたとしても、しばらくしてから再び発疹が現れるケースも多いようです。

適切な治療を受けないと様々な臓器に障害が起こる可能性もある

前述した通り、梅毒自体の症状はそこまで重くありません。一定の期間が経てば、症状が治ります。しかし、本当に恐ろしいのは感染後です。

症状が治ってから数年後に様々な臓器への障害が起こることもあるため、非常に厄介な感染症なのです。

最悪の場合は死に至ることもあり、決して症状が治ったといって楽観視できる感染症ではありません。症状が現れたらすぐに病院を受診し、抗菌薬で治療を行う必要があるのです。

梅毒の感染経路は口と性器の接触

梅毒に感染する件数はここ数年で急増していますが、ほとんどはソープやデリヘルだといわれています。

なぜソープやデリヘルでの感染率が高いのでしょうか?

理由は感染経路にあります。梅毒の感染経路は「口から性器」または「性器から口」がほとんどです。

したがって、FやKNNIといったサービスを提供しているソープやデリヘルは、梅毒に感染する可能性が高くなっているわけです。

  • F: フェラチオ
  • KNNI: クンニ

まとめ

この記事では、メンズエステで梅毒に感染する可能性はあるのか?という疑問について解説しました。

近年急増している梅毒という感染症は、性的な接触によって感染するゆえにメンズエステを利用する男性も不安に感じているはずです。

基本的にはオイルマッサージだけで感染する可能性は低いので、TKK程度であれば心配する必要はありません。ただし、性器と口、性器と性器が触れるようなプレイの場合は感染のリスクが上がるため注意が必要です。